前回の記事と似たような内容になるのですが、「描きたいものを一つに絞る」ってのがわかりやすい読み切りを描く上で重要なんだなと思います。
これは経験からの持論というよりも……
今閃いた事です(/・ω・)/
いや、今閃いたんかい!薄っぺらいな!と思いますが、その通りかもしれません(´Д`)
実験的に……ちょっとこの閃いた方法で読み切りを考えて行ってみようかなって思ったりしています。
では、「描きたいものを一つに絞る」とは具体的にどうするのか?
さすがに一つだけで物語を創るのって結構苦労します。
16ページほどのショートなら良いかもしれませんが、30ページ越えになると「一つだけ」ってのは辛いですね。
でも、その「一つ」のものに色んな要素を内包すると良いのかもしれないのです。
例えば在り来たりですが
「幽霊が見える主人公」っていう一つのネタがあったとします。
そのネタで漫画を描こうと思ったら、「幽霊が見える主人公」に関連するネタを色々と考えるのです。
ネタ:幽霊が見える主人公
①幽霊が見える事で主人公は交友関係が上手く行かない
②周りに気持ち悪がられる
③オカルトな友達ができる
④幽霊に憑りつかれて身体の調子が悪い
⑤家族も見える。もしくは見えない
⑥除霊する力がある
⑦幽霊に触れる。
⑧幽霊の友達が出来る
⑨実は他の皆も幽霊が見えていた
⑩幽霊なんていなかった
⑪自分も幽霊
⑫見えても気にするな
⑬幽霊にだって感情はある。
⑭幽霊を見ると興奮する
⑮幽霊によって性格が変わる
etc.
まぁ、思いつくものを適当に書きましたが、この中からカテゴリー別に分けてみるといいかもしれません。
ではそのカテゴリーとはどんな物を用意すればいいのか?
そうですね……
【悩み】【展開】【メッセージ】【キャラクター】【世界設定】
…としておきましょうか。
さて、そのカテゴリー別に↑のネタを分けて見ましょう。
【悩み】
①②④
【展開】
③⑧⑨⑩⑪
【メッセージ】
⑫⑬
【キャラクター】
⑭⑮
【世界設定】
⑤⑥⑦
まぁ、こんなところでしょうか。
【悩み】は主人公の変化を描くのに使えますし、【展開】と【メッセージ】は物語を創るのに活かせそうですね。【キャラクター】と【世界設定】は作品の基盤となる部分ですね。
こんな感じでネタを一つに絞り、そのネタから関連するネタを考える事で作品がブレずに創れるのではないかと思うわけなのです。
僕なんかはよく
「そのネタとは関係のない「描きたい事」を入れようとしてしまい、何を描きたいのかわからなくなってしまう」
ってミスを起こしてしまうのですが、このように考えればそういったミスも起こらないのかもしれません。
あくまで僕が今閃いた実験的なモノなので、これが絶対とは思わない方がいいかもしれません……(;'∀')
頭の中でストーリーを考えている時に、なんだか取っ散らかってきたら試してみる価値はあるかも?なんて思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
ではまた!