自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

想像の景色をリアルに見せる方法


これは実際に僕が行っている……というわけでもないのですが、こうすれば資料無しでリアルに見せる事が出来るのでは?という考えです。

 

それは、ごちゃごちゃ物を描く、です。

 

例えば部屋を想像してみます。

 

四角い部屋。

 

いったいその部屋が何の用途で存在するのか?

 

例えば勉強部屋だったとしましょう。

 

そうしたら、机と椅子を用意します。

 

そして、部屋にはいくつかの本棚。

 

壁には掛け時計。ポスターなんかも良いでしょう。

 

勉強部屋だから、目標を書いた紙も良いかもしれません。

 

さて、一通り勉強部屋にありそうなものを描けたら、次はごちゃごちゃさせていきます。

 

机の上には平積みにされた参考書。

 

ペン立ての鉛筆。そのペン立てから落ちている鉛筆。

 

消しゴム。定規。筆箱。

 

何かのプリント。封筒。思いつくものをとにかくごちゃごちゃと散乱させていきます。

 

床にも置かれた参考書。

 

中には漫画本もあったりする。

 

参考書には付箋がいっぱい貼られている。

 

目標を書いた紙が剥がれて隅っこが垂れ下がっていたり、ポスターも同様に。

 

壁の傷。

 

机の上には置時計が置かれており、掛け時計とちょっと時間がズレているのも良いかもしれません。

 

半開きの引き出し、本棚の上に置かれた本。

 

本棚の本も所々隙間があって、逆さになっているものもあったり。

 

まぁ、こんな感じにとにかく散らかすのです。

 

すると、想像上の部屋ですがリアルに見える。

 

そんな気がします。

 

最近は実写の風景を取り入れて描いたりしているので、あまりこのように描けてはいませんが、こういう方法も試してみたら面白いかもしれませんね。

 

今日はそんなお話でした。

 

ではまた!