自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

「夢」が「夢」で無くなる瞬間

普通ではない仕事。

 

例えば漫画家や小説家など様々存在するが、それを目指すことは「夢」と呼ばれてしまう。

 

しかし、それは本当に夢なのだろうか?

 

幼い頃に、将来の夢を書きましょうと学校で言われて書くのは「夢」で良いと思う。

 

だけど、その「夢」に向かって歩き出した瞬間から、それはもう「夢」では無くなる気がする。

 

「夢」とは手に届かないモノだから、「夢」に向かって一歩を踏み出した瞬間から、それは現実的な目標となるのだ。

 

それはほんと、大企業に就職するだとか、結婚するだとか、それと同じように現実的なモノなのだ。

 

だから、その目標に向かって歩き出しているのなら、それはもう現実で、「夢」と呼ばれるものではない。

 

だけど周りからはなかなかそれを理解されないが……

 

叶わないモノを目指しているように思われるから、「夢」として片付けられてしまう。

 

それがちょっと悔しい気もするが、考えても仕方のない事だろう。

 

「夢」が「夢」で無くなる瞬間は、それに向かって歩き出した時。

 

僕はそう思う。