自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

気付くことって大切なんだなって

漫画の技術、画力やストーリー作りなどを鍛えるために、本を買って勉強していた時期がある。

 

しかし、なんだろう……

その本に書いてある通りにやってみても、なんだか上手く行かない。

っていうか、その本に書いてある知識が身に着かないのだ。

 

(それは自分自身に原因があるのかもしれないが……)

 

まぁ言ってみれば、ぜんぜんその知識を覚えられないのである。

 

(いやもう、それは自分に原因があるだろ……)

 

もちろん漫画を本格的に描き始めようと思った時は、入門書のようなもので基礎知識を身に着けたのだが……そしてその知識は今も身体に染み込んでいるわけだが……

 

恐らく、その時に身に着いた知識がベースとなっているので、新しく買った本の知識が身に着かないのだろうなと思う。

 

結局、慣れたやり方が自分に合っているのだろう。

絵を描くにしても、慣れた描き方が自分に合っているのだ。

 

では、新しい知識……技術などはどうやって身に着ければいいのだろう?

このままでは新しい技術を習得できないではないか!

 

……と思うかもしれないが、上達したいという意識さえ持っていれば、好きなように描いていたら身に着くと思うのだ。

 

何故なら上達したいという意識が、技術の発見をもたらしてくれる。

「こうすれば上手に描けるんじゃないか?」と気付きを与えてくれるのだ。

 

あれ?なんか前もこんな事書いた気が……(;'∀')

 

そしてその時に気付いたモノは、忘れる事がない。

 

例えば……

担当さんにダメ出しを喰らいまくってストーリー作りに悩んでいた頃があった。

その時に、シナリオ作りのための本を買って勉強してみたのだが、そこに書かれているのは今まで誰に教えられるわけでもなく身に着いていた知識だった。

 

そう、自分が「こうすれば面白くなる」と気付いて描いていたものが、すでにそこに書かれていたのである。

 

だから、あんまりその本は意味がなかった。

他にも色々買ってはみたものの、意味がなかった。

そこに書かれている通りにストーリーを描いて担当さんに見せても、ボツを喰らうし意味がなかった。

 

それよりも、とにかく書いて描いて描きまくったほうが、技術は身に着くのだと思った。

 

だからまぁ、本見て知識を得るよりも、描いて感覚を身に着けた方が良いのかなって思ったりしているのです。

 

でも、全く知らないところから描き始めるなら、入門書は必要かな?と思いますけどね。

 

今回はそんなお話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

ではまた!