今回は、
あーーもう、何も描く事が思いつかない……って時に、偶然に任せてみるのはどうだろうか?っていうお話です。
上のイラストを見て欲しいのですが、僕はこの絵を描く時に完成形をイメージせずに描き始めました。
まずは適当にキャラクターの顔を描き、その顔から適当に身体を描いていきました。
そして、適当に描いていくとだんだんと完成形のイメージが浮かんでくるのです。
あとはその完成形に向けて描いていくだけです。
さらに今回は色も付けようと思っていたので、色の付け方も偶然に任せました。
例えばこのキャラクターの被っている帽子や着ている服、その服がモコモコしていると思うのですが、そのモコモコ部分に適当に色を塗っていきました。
そして、塗れていない部分に適当に違う色を塗っていき……この絵が完成したわけです。
え?
これでは絵が上達しないのではないか?
適当に描いているだけではないのか?
あっはっは
その通り!
だからいつも画力を指摘されるんですよねぇ……
でもね、僕はこの、
偶然産み出された作品
ってのが結構好きなんです。
だって、描き始める前は作者ですら完成形が見えていないのに、いつの間にかちゃんと完成形が見えてくる。
こうすれば、作者も完成形を楽しめるのです。
漫画でもこれは活かす事ができて、ストーリーが思いつかない時にとりあえず即興で適当にキャラクターを描いてみる。そしてそのキャラクターを思いつくままに動かして行けば、何かしらのストーリーが出来るのです。
あれ?前にも同じような事を書いたような……
これかな?
まぁ何にせよ、何も思いつかない時は手を先に動かしてみるのもいいかもなって事です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ではまた!