先人の知恵や経験てのは本当に大事なモノで、それを教えてもらえる環境は恵まれていると思うのです。
しかしながら、教えてもらうだけじゃなく自分でコツを発見する作業が1番大事なように思います。
何故なら、人に教わったものはそのうち忘れてしまうからです。
もちろん、教えられた通りに創り、それが身体に染み付いているなら別ですが、教えられたモノが身体に染み付かないなら、その創り方は自分に合っていないのかもしれません。
創作に絶対的な教科書なんてものは存在しないので、先人の知恵や経験を吸収して自分の中で色々と検討し吐き出すのが良い気がします。
僕も担当さんから教えられる事はあるのですが、教授された瞬間は「なるほどな!」と思うのです。
しかし、そのうち教えられた事が頭の片隅に追いやられて結局自分流でやっちゃいます。
もちろん、指摘された部分を直す努力はしますし、次からは指摘されないように頑張ろうと常に思っています。
あと、自分なりの創り方を見付けてそれが板に付くと、その技法は自分だけのモノになります。
そうして生み出されていく作品は、自分らしさ全開のモノになるかもしれませんね。