自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

あえて苦手に挑むも良し

基本的に僕は、苦手なものを克服するために楽しくない事を苦労して頑張る必要はないかなと思っている人間なのですが、あえて苦手に挑むのもそれはそれで良しだとは思います。

 

苦手なものに挑む事で、何故自分は苦手なのか?とか自分の苦手な部分を再認識できます。

 

すっごく当たり前な事を書いていますが、これって重要だと思うのですよね。

 

自分の弱点を知る事で、弱点をカバーするための方法を探れると言いますか……

弱点を補うための工夫が産まれるのですよね。

 

もちろんその弱点を克服するのもそれはそれで素晴らしい事だと思うのですが、努力を強いられて克服したものはすぐに忘れてしまうのです。

 

克服して暫くは覚えているのですけど、好きな事やってたらそのうち忘れます。

 

僕の場合はそうでした。

 

ただ、苦手なものを克服する過程で苦手なものを好きになる事ができたらこっちのものです。

 

好きになったものは意識しなくても自然と身に着いて行きます。

 

好きでもないものに時間を注ぐのって退屈なんですよね。

 

苦手な部分をどうしても描かなければならなかったとしても、まぁその時は楽に描ける方法を探すのが良いと思いますね。

 

僕なんかは背景を描くのがそれほど上手ではないので……だいたい写真をトレースして描いています。トレースすると楽なんですよね。

 

そしたら背景を描く苦労は軽減されるので、もっと自分の描きたいモノが描けるようになるわけです。

 

もちろん基本的な描き方は知っているので、どうしても背景の写真が手に入らない場合はめっちゃ頑張ってそれっぽく描きます。

 

あえて苦手なものに挑む事で、苦手をどうやれば楽に乗り越えられるか?探る事ができるのです。楽に乗り越える方法は、便利な道具を探す事だったりしますよね。

あとは誤魔化す方法を見つけるとか?

 

今だとデジタルで描けばだいたいの作業が楽になります。

 

良い時代になったものだ……(/・ω・)/