ストーリーを考える際、ストーリーのどの部分から考え始めるのが良いのだろうか?
もう何年も漫画を描いているが、未だに自分なりの答えが見つかっていない。
ストーリーの山場のイメージから前後のエピソードを考えたり、続きを読みたくなるような冒頭から考えたり、エピローグのイメージから考えたり……
どの部分から考えても、メリット・デメリットがあるので、どれが正しいとかはないのかもしれない。
結局のところ、自分に合った方法で考えるのが一番なのだろう。
でもそれぞれをバラバラに用意してしまうと、物語がちぐはぐになってしまう事がある。
例えば、この山場を用意して、冒頭はこれで、エピローグはこれ、みたいに配置してしまうと、その間を繋げるのにめちゃくちゃ苦労する。
だからどこから考え始めるかは一つに絞ったほうが良いのかもしれない。
冒頭から考え始めれば最後まで繋がりのあるストーリーに出来るし、山場から考え始めれば衝撃的な山場を用意する事ができる。エピローグから考え始めれば最高の読後感を与える事ができるだろう。
仮に途中でこの部分を入れたいと思っても、それはグッと我慢したほうが良いのかもしれない。
何故ならそれを入れるためにそれまで考えたモノを弄りだすと、無限に弄る事になるからだ。
それこそ沼にハマる。
沼にハマるとひたすら矛盾点や気になる点を修正するハメになる。
わかっちゃいるけど、僕自身もよくやってしまう。
もしも仮にそういった入れたい部分が思い付いたなら、それはまた別の作品で描くのが良いだろうと思う。
早く僕もストーリー作りの絶対的なコツを掴みたいものだ。
それでいて、自分らしさを存分に発揮したい。
ってなわけで、これからも勉強ですね。
ではまた!