いつもそうなんですが、僕の描く主人公っていつも作者の分身みたいになってしまうんですよね。
主人公=作者みたいな感じに、主人公の思考が作者の思考と同じようになってしまうのです。
それはまぁある程度は仕方のない事なのかなって思うのですけど、やっぱりどこか詰まらない主人公キャラになってしまうんですよね。
でも、脇役はそれなりにキャラが立っていたりするのです。
個性的と言いますか……
人間臭さみたいな、人の汚い部分も出ていると言いますか……
これっていったい何でだろう?と考えてみたのですが、たぶんアレですよね。
「脇役だから嫌われてもいい」って気持ちがあるんでしょうね。
あまり意識してないのですが、無意識のうちにそう思っているのだろうなと、ふと思いました。
なので多分、脇役を創るように主人公キャラも作る事が出来れば個性的なキャラが出来上がるのではないだろうか?と思うわけです。
しかし、それってどうすればいいのだろうか?
長い事漫画を描いていても、未だによくわからない事が沢山あります。
この個性的なキャラに関してもそうで、僕の描く主人公と言ったらどいつもこいつも似たような奴らで……
ただ、例外的にジャンプルーキーで連載している「選ばれなかった人達より」に出てくるキャラクターはどれも個性的だと自分自身思ったりしています。
恐らくは群像劇だからでしょうね。皆主役のようで脇役なのです。
悪い奴は悪い奴って感じで描いており、好かれようとするキャラを描いたりしているわけではないですからね。
まぁでも、主人公は好かれるキャラの方が良いと思うので、そこらへんの加減が難しいですよね。
嫌な部分を出し過ぎたら嫌われちゃうし、無難なキャラにしたら面白くないし……
う~む……難しい……
でもなんか、ここらへんのコツはいい加減掴みたいものです(;´Д`)
今日はこんなお話でした。
ではまた!