自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

画力が無いならストーリーで挑んで、ストーリーが苦手ならアイデアで挑んでみる。

これはまぁ、経験から語る事なのですが、

 

漫画の賞を貰おうと思った時は、

 

画力、ストーリー、アイデア、構成力、オリジナリティ、等々

どれか一つでも編集者さんの目に留まるようにすれば、何かしらの賞に引っかかる気がします。

 

全てが最高得点なら、もちろん一番の賞を貰えるのでしょうけど、なかなかそんな作品は描けるものでもありません。

 

唯一、画力はその人のセンスなどで上手さが変わるので、そこだけは常に高得点を出せるかもしれませんが……というか、画力がめちゃくちゃ上手ければそれだけで上位に入れるでしょうね。

 

僕はまぁ、画力なんてものはからっきしダメだったので、画力を頼りに上位を狙うなんて事は出来ず……

むしろ画力が評価の足を引っ張っていた気がします。

 

ストーリーに関しても並みのモノは描けていたのかもしれませんが、数多くいる応募者の中から抜きん出るのは難しかったです。

 

そこで僕は、アイデア勝負に出る事にしました。

 

イデアってのは、漫画の内容自体のアイデアではなく、どうやったら注目をされるか?というアイデアです。

 

もちろん、漫画の内容自体にも力は入れるのですが、それに+αの要素を加えると言いますか……

 

まずは注目してもらわないと始まらないのです。

 

では、具体的にどうするか?って事なんですけど、

 

「こんな形で応募する奴なんて居ないだろうな」って作品を目指します。

 

例えばページ数無制限の賞なら100ページ越えを目指すとか、途中で主人公が変わるとか、サイレント漫画とか、人間が一切出ない漫画とかも良いかもしれませんね。

 

とにかく「普通ならこうだよね」っていう感覚を捨てて、「こんなもの誰も見た事ないだろうな」って作品を考えるのです。

 

そしたら、上位の賞に引っかからなくても注目だけはされるかもしれません。

 

運が良ければそこで編集さんに目を留めてもらえるかも?

 

必ずこれで成功するわけでもないですが、成功する確率は上がるような気がします。

 

まぁ、そういった形で編集さんが付いても、結局は実力がないと掲載には至らないのですがね。それでどれだけ苦労しているか……(;´Д`)

 

(あれ?なんか前にもこんな記事書いてなかったっけ?思い出せん…)

 

今回教えたこの方法ですが、いわゆる小細工ではありますので、やっぱり普通にどこか抜きん出る箇所があると一番良いですね。

 

じゃあ、この記事は何の意味があるんだって気はしますが……

 

そんなわけで、賞獲得を目指している方はこの方法を試してみてはいかがだろうか…?