自分の作品を客観的に見れたら面白いと思うのだけど、そういうわけにもいかない。
何故なら、自分は始まりから終わりまでを知っているからだ。
どんな始まりで、誰が登場して、こんな展開があって、ラストにこういうオチがある。
その全てを知っているもので、どうしても客観的に自分の作品を見る事が出来ない。
自分の作品を客観的に見れたなら、自分の作品を添削する事ができるのに……
そんな時。自分の描き上げた作品を添削したい時。こんな方法がある。
それは、描き上げた作品を最初から最後まで読んで、違和感のあるシーンに気付く事だ。
違和感のあるシーンというのは、読んでいて引っかかる部分である。
「あれ?何だかこの部分、すんなりと読めないな……」とか、原因はよくわからないけど、違和感を抱いてしまうシーンだ。
そして、そのシーンについて分析する。
なぜこのシーンに違和感を抱いてしまうのか?とか、そのシーンを何度も読み直してみる。
するとその原因が見えてくる。
そしてその原因を取り除いたり修正したりするのだ。
それが自分の作品を添削するコツとして、僕は使っている。
人によってはそんな事しなくても直せる人はいるだろうが……
自分の作品の一番最初の読者は自分自身である。
一度、自分の作品の記憶を消して、自分の作品を読んでみたいものだ。
そしたら、いったいどんな感想を抱くだろうか?
昔に描いた漫画とかは、他人の作品のように読めるんですけどね(;'∀')
今日はこんなお話でした!
ではまた!