自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

自分の作品を自分で添削するコツ

自分の作品を客観的に見れたら面白いと思うのだけど、そういうわけにもいかない。

 

何故なら、自分は始まりから終わりまでを知っているからだ。

 

どんな始まりで、誰が登場して、こんな展開があって、ラストにこういうオチがある。

 

その全てを知っているもので、どうしても客観的に自分の作品を見る事が出来ない。

 

自分の作品を客観的に見れたなら、自分の作品を添削する事ができるのに……

 

そんな時。自分の描き上げた作品を添削したい時。こんな方法がある。

 

それは、描き上げた作品を最初から最後まで読んで、違和感のあるシーンに気付く事だ。

 

違和感のあるシーンというのは、読んでいて引っかかる部分である。

 

「あれ?何だかこの部分、すんなりと読めないな……」とか、原因はよくわからないけど、違和感を抱いてしまうシーンだ。

 

そして、そのシーンについて分析する。

 

なぜこのシーンに違和感を抱いてしまうのか?とか、そのシーンを何度も読み直してみる。

 

するとその原因が見えてくる。

 

そしてその原因を取り除いたり修正したりするのだ。

 

それが自分の作品を添削するコツとして、僕は使っている。

 

人によってはそんな事しなくても直せる人はいるだろうが……

 

自分の作品の一番最初の読者は自分自身である。

一度、自分の作品の記憶を消して、自分の作品を読んでみたいものだ。

 

そしたら、いったいどんな感想を抱くだろうか?

 

昔に描いた漫画とかは、他人の作品のように読めるんですけどね(;'∀')

 

今日はこんなお話でした!

ではまた!