漫画賞の募集要項で、ページ数無制限というものがある。
無制限に描けるって、凄く魅力的だ。
描きたいものを描きたいだけるって事だから。
自分が思い描くものをページ数を気にせず描けるのだ。
もうそんな賞を見たら飛びつくしかない!
でも……こうも思うのです。
意外と制限があるのも悪くないのでは?と
何故なら限られた制限の中で捻り出されたアイデアは濃密だからだ。
そして無駄がなく工夫されている。
無制限だと色々と入れたいアイデアがあって、「よし!全部入れよう!」となるのだが、制限があると、「これだけにしとくか……」となる。
そうなる事で無駄が無くなるのだ。
無駄が無くなる事で、洗練された作品が出来上がる。
僕も某少年誌に投稿していた時は、ページ数を守り洗練された作品を産み出していた。
まぁ、全部落選でしたけどね!
つらい……( ;∀;)
洗練されているからって受賞出来るわけでもないですが……
(そりゃそうだ)
しかし限られた条件の中で生み出された作品は、作者の工夫が詰まっていて面白いと思うのだ。それがウケるかどうかは別として……
あと、制限とはページ数だけに限った話ではない。
例えばセリフの無いサイレント漫画とか、描くうえで〇〇を禁止するとか。
〇〇とは何でも良いが、その禁止したものが作品のテーマと絡むなら更に良いと思う。
まぁこんなに長々と書いたが、要するにだ。
縛りプレイで描くのを楽しもう!って話だ。
その楽しみが読み手にも伝わるよって話である。
今回はそんな話でした!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ではまた!