読切というのは短いページ数で作品を完結させる必要があります。
そのために設定を詰め込み過ぎると良くないのです。
何故なら、作中では設定を説明しなければいけないので、その設定が複雑になるほど設定を説明するためにページ数を取られてしまうからです。
出来れば1,2ページで説明できるぐらいの設定で良いのではないかと思います。
まぁ、そんな事わかっていても、見せたい物語によってはそうもいかない時があるんですけどね……
リアリティや作品の世界観に没入してもらうためには、それっぽい設定を用意する必要があるのですが、そのそれっぽい設定というのが、場合によっては複雑になってしまうのですよね。
だからこういう場合は、馴染みのある設定を借りるのが良いのかもしれません。
例えば、とある化け物が居たとして、なぜその化け物が産まれたのか?という設定を考えなければならない時に、「大昔にこんな事があって、こういう出来事が重なって化け物の元が産まれて、とある研究者が悪い実験をして現在の化け物になった」……とかいう設定にするよりも、「未知のウイルスで化け物が産まれた」ってする方がわかりやすいのです。
もちろん、その設定部分にドラマがあるのなら、そこはちゃんと考えるべきなのでしょう。
シンプルな設定……
そういったものを閃いた時にメモしておいて、いざって時に使えるようにすると楽で良いのかもしれませんね。
ふむ。
一度そういうのをやってみよう。
ついつい複雑になってしまいがちな設定ですが、なるべくシンプルに出来るように研究する必要がありますね。
はい。ってなわけで僕も頑張ります。