誰かに期待される事は嬉しい事である。
反面、その期待を裏切りたくないと怖くなる。
漫画を描くうえでも期待されることがある。
その期待に応えようと漫画を描くのだが、何故だか上手くいかない。
皆さんもそんな経験はないだろうか?
どうして上手くいかないのか……
それは期待に応えようとするあまり、肩に力が入りすぎているから……かもしれない。
肩に力が入りすぎて、本来の自分を出せないでいるのだ。
変な話だ。
その本来の自分を皆は気に入ってくれたというのに……
だから期待に応える必要はないのかもしれない。
ある程度は応える必要はあるが……
そこまで気にしなくて良いのかもしれない。
そして、自分が面白いと思う事に取り組むのが良いのかもしれない。
「かもしれない」ばっかりだが、何が正しいのかわからないもんで……
期待に応えようとする事で得られるモノもあるので、どちらか一つが正しいとはなかなか言えないものだ。
しかし、自分が面白いと思うものを描く事こそ、一番の期待に応えるという行為にも思える。
だから僕は、これからも自分が面白いと思うモノを描いていく。