作者は世界の創造者。
すなわち「神」なんですよね。
作者の手にかかれば作中のイベントも思うがままに操れるのです。
どんなに作中のキャラが苦しんでいても、更に追い討ちをかける事もできるし、不幸を帳消しにする事も出来るのです。
だけど、その世界の人間(キャラクター)は、生きているようで生きていないんですよね。
生きているように見えているだけで、作品から離れれば彼らは活動を停止している。
そして、再び誰かがページをめくれば生き始めるのです。
作者は世界の創造者ではあるのですが、作中で描いている範囲の世界しかないのです。
見えてない部分に世界は存在せず……
見えてない部分ではキャラは動いていないのです。
しかし、それを生きているように見せたり世界が存在しているように見せる事が出来るのが作者のすごい所ですね。
でも……
よく考えれば自分達の世界もそうですよね。
僕が今こうしてブログを書いていて、誰かが読んでくれていても、画面の向こう側に本当に人がいるのか確かめようがないのです。
地球の裏側があるという情報は知っていますが、本当にその世界はあるのか?確かめようがないのです。
うん。
何の話だこれ。
まぁ、アレです。
作者は世界の創造者ですが、見えている世界しか作れない存在。
それは「神」と呼べるのか?
だけど、作品の中に存在するキャラクターにとっては「神」なのでしょう。
彼らは作者や読者の存在を感じる事が出来ないのです。
まれにそういうモノがテーマの漫画があったりしますが……
だけどそのメタ漫画のキャラクターも、結局は作者や読者の存在を確認できないのです。
というか、ほんと何の話をしているんだコレは……
まぁ今回はそんなよくわからない話でした。
ではまた!