自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

理屈は分かるが実践が難しい

いきなりですが、ドラマを組み立てる方法は一応理解しているつもりでいるのです。

(ほんといきなりだな(;´Д`))

 

例えばドラマ作りというのは、

〇〇で悩んでいる人が、〇〇という出来事を通して、〇〇という悩みが解決する。

というような、簡単に書けばこんな感じなのです。

 

他の例で言えば、

いじめられっ子が、修行して、いじめっ子を倒す。

泣いている子が、飴を貰って、泣き止む。

 

みたいな。

 

つまるところ、人の変化や成長を描けば良いわけですよね。

 

そして、その変化の幅が大きければ大きい程良いと僕は思います。

 

まぁ、物語ってのは、その変化の過程を描くものなのかもしれませんね。

 

で……本題なのですが……

 

そういう感じに理屈は分かっているんですが、いざ描くとなると、ドラマの部分がブレるんですよね。

 

……と言うのも、変化の過程を描くっていうのが複雑になっていくからなのです。

 

現実世界でもそうですが、人が変化するってのはそんなに簡単な事ではないのです。

 

ビビりを克服しようと思っても、そう簡単に克服できるものではないのです。

 

精神的に強くなるために恐い人の集団の中で生活したり、肉体的に強くなるために筋トレしたり格闘技を習ったり……

 

しかし、その訓練のなかでも色んな出会いや事件があるわけです。

 

その事件やら何やらを描いていたら、本来描きたかったドラマ部分がブレたりするわけですよね。

 

しかし、その過程の部分を御座なりにするわけにはいきません。

 

その過程が活きてこそ、主人公が成長出来た時に感動するからです。

 

わかっているのです。

 

わかっているのですが……

 

いざ描いてみると難しい。

 

矛盾やら疑問やら、色んなモノが出てきては消して、直して、そして道を踏み外す……

 

昔はもっと、上手にプロットを組み立てられていた気がするんだけどなぁ……

 

これは自分が衰えたのか、それとも進化したのか、どっちだろう……?

 

まぁ、自分も今まさに目標に向かう途中。

 

変化の最中なのかもしれませんね。

 

その先で……安定して良作を産み出せるように変化できる事を願います。

 

はい。

 

ってなわけで、今回はそんなお話でした。

 

ではまた!