自由な漫画描き~最下層漫画家の活動記録~

辻井通記、マシュのり、ねこがめなど、様々な名前で活動しています。こちらではその活動内容を公開していきます。

自分が面白いと思う感覚を置き去りにしてはいけない

先日送ったネームの感想はまだですが……

 

いつも心の中に

「もしかしたらイケるかも?」という気持ちと

「今回もやっぱりボツかもな」という気持ちが半々で存在しています。

 

いや、正直なところ、後者の気持ちの方が多いです。

 

僕はネームを見せる度にボツを喰らっています。

 

その原因は様々ですが……

 

ボツを喰らい、指摘をされるのですが、結局いつも通り自分の感覚で描くからかもしれません。

 

もちろん指摘された部分は直そうと努力はするのですが、自分が「面白い!」「これが好き!」って感覚を置き去りにしたくないんですよね。というか、置き去りに出来ないというか……勝手に描いちゃってるっていうか……

 

そのため、「また指摘されるかも?」という気持ちを抱いたまま、描いて見せてしまうのです。

 

でも、それで良いと思うのです。

 

「この人、また同じような感じに描いている……」と編集さんに思われたとしても、それで良いのです。

 

自分はそういう感性の持ち主なのだから、それが出て当たり前なのです。

 

第一に考えるのは「自分が面白い」と思える発想。

 

第二に考えるのは「客観的に見て面白いか?」という読者の方への配慮。

 

第三に考えるのは画力やストーリーなどの技術的な部分。

 

最終的に大事になるのは第二の部分ですが、始まりは第一の部分なのですよね。

 

自分が面白いって思える感覚からいつも企画はスタートするのです。

 

その面白いって感覚を置き去りにして、「自分は面白くないけど、こうやったら受けるらしい」って感じに描いてしまうと、実際にそれが評価された時、本当の自分らしさは否定されてしまっているような感覚になるのですよね。

 

なので、自分が面白いと思える感覚は一番大事にするべきかもなと思います。

 

しかしまぁ、こんな感覚で描いていると、ヒット作は何本も出せないのだろうなぁ……

 

好きじゃないけど受ける作品を描くのも、それはそれでプロの仕事なんだろうなと思います。

 

はい。

 

だからまぁ……

そういった受ける作品で生活を繋ぎ、合間に自分が本当に好きな作品を描くのが理想ですね。

 

ヒット作を連発する漫画家になれれば、自分の好きを詰め込んだ作品だって評価されていくのでしょうね。

 

今の僕のような漫画家は、まず、どういったものが受けるのかで考えた作品を世に出していく必要があるのかもしれません。

 

あくまでも僕個人の持論でした。

 

ではまた!